進歩が止った気がしていたときに、
都合よく仕事が忙しくなって打てなくなった。
かなり長いこと打たなかった。
一時はルールさえ忘れて、NHK対局を見ても別世界の様に感じ、詰め碁集を見ても1問もできないどころか、何を考えればいいのかもわからなくなり、まったくどこにどう打ったらいいのか皆目わからなくなってしまった。
コンピュータ相手に打ってみた。
なぜかとても新鮮な感じがした。
9路4子置かせても勝っていたのに互いでも当然まったく勝てない。が、何回か打ってるうちに勝てるようになってきた。
しかし、新鮮味も薄くなりさみしい感じもした。
その後、友達の多くが囲碁から離れていったこともあって、
誘われない限り打たなかった。
あるとき深夜君が親身に囲碁のたのしさをかたてくれた。
プレイ碁でも遊んでくれた。
でも彼の言ってること(囲碁のことだよ)がちゃんと理解できてないみたいなのだ。
彼とはとんでもなく差が開いていたようだった。
清さんの棋譜も見せてもらった。
この頃には棋譜をみればある程度の棋力はわかるようにはなっていた。
あまり打ってない、いやまったく打っていないだろうと思っていた彼の棋譜をみて愕然とした。
以前とはあまりの変わり様。
聞けば信也君がちょびりっとアドバイスしたら
大化けした様だ。
隠れていたものがチョっとしたきっかけで引き出されることはよくあることだ。
深夜君はぼくに
「とにかくこの詰め碁、20回やってみてくれ」と言った。
チョピットやってみようかなと思った。
<つづく、、かもね>

クリスマス前に連休を取った。予定があって取ったのだが、その予定がお流れになった。
疲れもあったので家でネット三昧を決め込んだ。
ラウンジに入ってみた。
お忍びネームのajkoで何番か打ってみた。
休みだからなのか初心者が多く全開で打てない。
あるテーブルから招待がかかった。
知らない人からの招待についていくと、ろくでもないことが多いので大抵断るのだが、まあ暇だしつきあってみるか。。
相手は子供のようだ、初手、辺の中央4線。
また初心者か、いいよいいよ付き合いましょう。
ぼくも辺の中央に打った。
むむっ、初心者じゃないっ!
あれっ、めぐみ12さい。どこかで聞いたことが。。
あっ。以前一度だけ日曜の朝かなんかに打ったあの子か。。覚えてる覚えてる。相手のミスというか気づきづらい筋で負けたはずのところを大石召し取って勝ったときの子だ。
むーんあいつだったのか、今度はどうだろ、、
うっ調子に乗りすぎた。つぶれた。
ああ、足りなくなった。
そう言えば、あのときも深追いしすぎてしまったんだなあ。
動揺隠せず、最後も大石の当たりに気づかず中押し負け。くっ。。
でもあの子も強くなってる。
それに序盤から押しっぱなしだった。
ってことはぼくも強くなってる?
まさかねー。ほとんど打ってないしねー。
<まだつづく、、かも>

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